とある療法士の備忘録。

豆知識や身体の知識、あなたの心と身体の悩みも解決するかも!?

3月9日水曜日

みなさんこんばんは。週の折り返しですね!
もうひと頑張りしていきましょう。



今日のお話は、身体に触れないでリハビリが出来るのか?です。



リハビリとマッサージの違いについては、以前お話しさせていただきました。
詳しくはそちらをご覧いただければと思います。


詳しい話が聞きたい!という方がいましたらコメントなどで教えていただければこっそりとお教えします。



では、本題です。



身体に触れないリハビリとは?
例えば、歩くときに膝の痛みがあったとします。


それに対して、一般的なリハビリでは膝を触り可動域訓練などをします。


可動域訓練はリハビリ士が足などを動かして行う訓練のことです。



触れないリハビリでは、質問をします。



病院で、医師の先生方から1度は受けたことが有りますよね?問診です。


ただ、リハビリ士は診断は出来ませんので
推測、になります。



膝なら、変形性膝関節症の可能性がありそうです。とか


ふくらはぎの筋肉が過剰に働いているからなど
理由を探しています。



経験ありませんか?


腰が痛いので病院に行きました。
レントゲンを撮りました。
先生から「骨には以上ありませんね」
「湿布と痛み止めで様子を見ましょう」
とか。


とりあえず、電気当てときましょう的なことも有るかもしれませんね。


はい、ではここで問題です。
どこに異常があるから痛みが出てるんですかね?


教えてくれることが少ないと聞いたことがあります。【恐らく少数で大多数の先生方は理由を説明してくれます。そうだと信じています。私は。もちろんです。】


と、横道にそれました。もどします。


質問をすることで、身体のどこに原因があって、どうしてそこに痛みが出るのかを掘り下げていきます。


そうして、訓練では動きを繰り返しながら変化を見ていきます。


すると、右足と左足で違うところが見つかってきます。しかも、患者さんが教えてくれます。



そこまで来たらいい動きと悪い動きのどこが違うのかを明確にしていきます。



不思議な話ですが、痛みの理解が深まると傷み以外の感覚であったと気づかれる人もいます。
また、痛みを使って動きを感じる人もいらっしゃいます。



痛みとは脳にとっては情報のひとつなんです。だから、身体の動きに使えるようなら採用して定着してしまうんです。




これは、絶対にマッサージでは取れません。なぜなら原因はそこに無いからです。



肩こりがある、腰痛がある人は
必ずと言っていいほど


「ここの筋肉が固まっているから痛い」などの説明を受けると思います。
そのような説明で終わった場合には


【病院、または治療院を変えるべきです。それをただ揉みほぐすだけでは絶対になおりません。】



では、どうしたらいいのか?




簡単なんです。





どうしてここが固くなってしまうのですか?


と聞いてみてください。



姿勢や動きを見て、ここにこんな癖があるから固くなってしまうんです。本来ここが働くはずがここに負担がかかりすぎているので痛くなりますなどしっかりと説明をしてくれる人に治療をして貰うようにしましょう。



今日はここまでとします。それではまた次回のリハビリでお会いしましょう!



もっと、簡単にいい治療をしてくれるところを見分けるコツもあります。


それはまた、次の機会にでもお話しします。

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