とある療法士の備忘録。

豆知識や身体の知識、あなたの心と身体の悩みも解決するかも!?

新しい年度の始まりです。

みなさん、こんばんは。



朝晩は寒さが目立ちますが、桜も咲き始め満開のところも増えてきましたね。



今日は久しぶりに、リハビリ中のお話しをひとつ。



背中が曲がっているから伸ばそうとしている。




良く聞かれる話ではありますが





さて、ここで問題です。




腰と背中、どっちが曲がっているのでしょうか?





多くの人は腰!と答えることが多いです。




ただ、本当に曲がっているのでしょうか?




今日は、腰が曲がって感じるとはどういうことか?についてのお話しになります。



横向きで寝ているときに、こんな風に曲がると曲げて見せて頂きました。


そこで、改めて腰をなぞるように触って見ました。



すると



あれ、曲がっていないように感じます。



曲がってますよね?と



なんか不思議ではないですか?ご自分のからだのことですよ?



実は、背中が曲がっているのを腰が曲がっていると表現していたんです。




背中が疲れるとも訴えていました。




そうなんです。






曲がっていると感じていた為に、無理に身体を伸ばそうとしていました。




だから疲れも出ていたんですね。





訓練のあと、立ち上がると背中に負担をかけずに楽に立てるようになりました。




感覚を変えていく。





自分の身体を自分で「正しく」感じられるようになることが本当のリハビリです。




マッサージで人は治りません。あれは、慰安です。




まれに、リハビリと称してマッサージをしている病院も有りますが。




怖いことです。




治して貰う、これはとても難しいのです。



基本的に、人の身体には自己再生能力があります。




それを活性化するという名目もありますが




リハビリではないですね。




もし、あなたが行っているリハビリがマッサージだとしたら




治るものも治りません。



気を付けましょう。



それでは次回のリハビリでお会いしましょう!

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