リハビリの醍醐味って?
みなさんこんばんは。
桜が満開に近づき、春らしい景色が見られるようになりましたね。
お花見も中々、集まれない昨今では宴会の色合いが薄くなってきたように感じます。
今日は、寝たきりの患者さんについてです。
なんとなく、寝たきりのリハビリって思い付きますか?
関節が固くならないように関節を動かす。
これを思い浮かべる人が多いですかね?
確かに、とても大切なことです。
ですが、固くなってしまった関節を動かすのは大変なんです。お互いに。
本当は、関節が固くなる前から運動という形で提供できていたら。
と思うことがたくさんあります。
この固さになるまで、どんな生活をしてきたんだろう。
施設から来た場合は、どんな風に寝かされていたんだろう。
体位交換はどうしていたんだろう。
こんなに身体に力が入っているのはなんでだろう。
何から身体を守っているんだろう。
そんなことを考えます。
だからまずは、背中をさすることから始めていきます。
これが以外に大切になります。
だって、仰向けに寝るのなら支えてくれるのは背中ですよね?
そこが、ほとんど丸くなってしまい接地していないなら
仰向けって辛いですよ?
リハビリをするときに基本としていることがあります。
この姿勢をしたらどこが辛いかな?
この格好をするときってどんな意味があるんだろう。
とか考えて行います。
そして、どんな風に寝て、どんな風にクッションが当たったら身体が楽だろうか?
こんな考え方でやると、色々とポジションが決まってきます。
寝たきりの人は、反応が外にでないだけで
しっかりと感じている。
そんな風に考えてます。
そうすると、一人の人を見るという当たり前のことが出きるようになります。
あなたの当たり前の接し方は、自分がやられたらどう思いますか?
これが、寝たきりにかかわらず基本になるように思います。
難しいですが、考え方を変えると仕事も楽しくなりますよ!
それでは次回のリハビリでお会いしましょう!