とある療法士の備忘録。

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夜桜が綺麗ですね。

みなさんこんばんは。
夜桜がライトアップされていまして、春になったことを実感しています。


みなさんは春を感じる瞬間、有りますか?


特に、入院していると季節の変化など分かりにくくなります。時間の感覚や曜日などの月日も実感できなくなるといいます。


変化がない状況って、脳が働かないんですよね。


脳は楽なことが大好きです。エネルギーを使わないようにしていくものです。


そうすると、好ましくない変化が起こります。


せん妄という状態ですね。


これはとても怖いものです。


不安が襲ってくることが多いです。


想像してみてください。


目が覚めて知らない場所にいて、謎の点滴のようなものがぶら下がっていて手が縛られていたらどうしますか?


暴れますよね。何されるか分からない恐怖。


でも、医療従事者は暴れる問題患者として扱います。


想像したら分かるはずなのに、問題として扱うんです。



大きな病院だとより顕著です。私の母も同じ扱いを受けていたと話してました。


嫌なことって、すごく記憶に刻み込まれます。


本当に。


母はなくなる直前までそんな話をしていました。病院は嫌だと。



なので、自宅で亡くなることを選んだのです。


結果は本当に良かったと思っています。


ふと、春の夜に思い出した出来事でした。


涙が流れそうなので、この辺で失礼します。


たまには、こんな悲しいお話しも。

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