病院は変われるのか?
こんばんは。
今日は、看護顧問と病院について意見交換をしました。
経験が豊富にある、顧問とお話しできてとても有意義な時間を過ごせました。
その中で貴重な学びがあったので共有します。
病院にゴールがない。今までの流れを続けていくことが全てになっている。ということでした。
また、院長についてもいい先生である。
ただ、医療職が考えるいい先生ではない。
患者さんに
都合が
いい先生だ。と
それは、その通りです。
痛み止めが欲しい。
薬が欲しい。
マッサージをしてほしい。
などして欲しいことを叶えてくれますから。
ですが、ここで疑問です。
医師としての知識は活かされていますか?
専門家は必要ですか?
して欲しいことを叶えるだけ。医師にしかできない薬の処方や処置の指示では、あります。
そして、さらに恐ろしいことが起きます。
欲求を叶えてくれた患者さんは先生を頼りにします。
ですが、叶えられなかった患者さんはどうなりますか?
病院に来なくなります。
これが、一番怖いところです。
院長にはリピートする人、つまり欲求が叶った患者さんです。叶わなかった患者さんは来ません。
すると、いい意見しか入って来ません。
改善の余地が無いんです。だから昭和から今まで来たんでしょうね。変わらずのまま。
ある意味凄いです。昨日までヨシとされていたことが今日覆る医療の世界で、昭和から変わらないということは。
現状維持。いい意味で使われることが多い言葉ですが、時間は経過しています。
つまり、周りが変化するのに変化していないことはいいことでしょうか?
もう一つの病院のゴールがない。という点について。
ゴールがないとは、何を正解として何が不正解なのかの判断ができないのです。
そんな状態で、変わることは無理です。
病院をなんとかしたい。そんなことを経営陣は言っています。
なんとかする。
よく使われる言葉ですよね。
なんとかって、どうすることなんですかね?
なんとかするって、切羽詰まった人がやっつけで終わらせた宿題みたいなイメージなんですよね。
それは、変わったことになるんでしょうか?
ゴールの設定は、人生においても大切です。
リハビリにおいてもゴールがあるからそこに向かって努力ができます。
あなたのゴールは何ですか?
私のゴールは
自分の担当する目の前の患者さんの願いを叶えることができるリハビリ室を作ること。です。
今回は顧問と話していて学んだことを共有しました。
次回はリハビリの内容についてもおはなししていきます。
また、次回のリハビリでお会いしましょう!