とある療法士の備忘録。

豆知識や身体の知識、あなたの心と身体の悩みも解決するかも!?

ついに来てしまった。

皆さんこんにちは。リハビリ室からお届けしています。


病院という特性上、いつかくるかもしれないこんな日がついに来てしまいました。


患者さんのコロナ陽性が確認されました。


外来で担当している、患者さんが帰宅してから発熱。その後検査で陽性が確認されたそうです。



接触者である私は即、帰宅し検査へ。



PCR検査。正直、自分が受けることになるとは想像もしていませんでした。



その病院では車のなかで待機する方式。方向音痴である私には、東などの指示は理解できずぐるぐると病院の周辺をうろうろと。


結果たどり着くことが出来ました。スマホがなり、受付の確認。検査するまでに20分。検査結果まで20分程度かかりました。


検査中は、とにかく鼻の奥に太めの綿棒を入れてのグリグリタイム。涙が止まらないんです。


無事、検査結果の通知時間になりスマホが鳴ります。このときほど、ドキドキする瞬間は有りませんでした。





もしもし、私です。




検査結果が出ました。



ドキドキ




ドキドキ




陰性でした。




良かったー。と思いつつ感謝の言葉を伝えてそのまま自分の病院に報告します。


とりあえず月曜日にもう一度検査を受けてから出勤を決めますとのこと。



急なお休みが出来てしまいました。こんなときはまた、知識をつけるため読書ですね。



今回はリハビリ室からではなく、車の中からお送りしました。


今回もお疲れさまでした。次回はためになるお話になります。

ある日の病室にて

肌寒い日が続いていますね。そんな日も楽しいリハビリの時間はやってきます。


廊下を歩いていると、何やら個室から影が動きました。最近入院された患者さんです。ゆっくりとベッドに正座しています。


そこから、急に四つん這いになりベッド上から立ち上がり歩き出そうとしていました。さっと駆け寄り左の脇の下と手を繋ぐような形で寄り添います。


どうしたんですか?



トイレに行こうと思ってねぇ、と笑顔です。



そうなんですかー、では、ベッドの横にトイレがありますからここから降りましょうかー
と介助しながら無事便座に座ります。


ふぅ、と一息ついたところ看護師さんが飛んできました。とりあえずトイレに座ってますから大丈夫ですよーと。


看護師さんが訪ねてきます。どうして、あの場面で落ち着いて介助が出来るんですか?と。


考えたままに伝えます。


恐らく、あの方は床にお布団を引いて寝ていたと思います。だから、ふと目が覚めていつものおうちでの行動を起こしたんです。別に変なことじゃないですよね?と。


あの人は認知症で…と看護師さん達は知識から考えてしまうことが多いので問題行動として捉えます。ただ、一人の人の生活を想像することが出来たら理由も見つかるのではないかと。


そのあと、相談員さんに確認すると大当たりでした。看護師さんも納得して頂けたようです。


今日はこんな場面からお届けしました。たまにはリハビリ室の外の風景も交えてお伝えしていきます。


今回もお疲れさまでした。次回のリハビリでお会いしましょう。


初のコメントがつきました。ありがとうございます。質問等ありましたら是非コメントでお伝えください。可能な限りお答えしていこうと思います。

こんばんは

とあるリハビリ室での一幕をお届けします。


さて、楽しいリハビリの時間の始まりです。



患者さんから「マッサージとリハビリって何が違うんですか?」と質問をされました。なかなか線引きが難しい問題です。


「簡単にいうと誰がするのか、が違うんです」とお答えしました。


解説すると、マッサージをするのはマッサージ師さんですよね?リハビリをするのは誰でしょうか?


答えは、患者さん本人なんですよ。とじゃあリハビリ士は何をするの?と質問が続きます。



私たちは、患者さんが正しいリハビリが出来るようにするのが仕事です。よく勘違いされますがリハビリ士が治してくれるのではありません。患者さん一人では難しい課題をクリアするためにコーチのような役割をします。時には筋肉の負担を取るお手伝いもします。それがマッサージと捉えられていることも多いです。


意外なことですが、多くのリハビリ士は患者さんが身体について知っているつもりで治療に当たることが多いようです。


そんな話をしながらリハビリの終了のお時間が近づいて来ました。


おっと、身体について知らない?についての解答がまだでしたね。これは、次回のお楽しみとしましょうか。


本日のリハビリはこれで終了です。また、次回のリハビリのお時間にお会いしましょう。


お疲れさまでした。



質問等ありましたら是非、コメントをください。