とある療法士の備忘録。

豆知識や身体の知識、あなたの心と身体の悩みも解決するかも!?

お休みが終わりますね。

土日が終わる、こんな夜。



あーあ、明日から仕事だーと気分が落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか?



以前は、私もそんな一人でした。本当に会社に行くのが嫌で具合が悪くなってくるレベルでした。



以前の私は仕事は、やるべきもの。として給料のため、と、して行っていた部分が少なからずあり「仕事は色々なことを我慢して行うもの」と考えていました。



それは、嫌になって当たり前ですよね。




では、今はどうなのか?というと




土日は仕事以外の楽しみを。平日は仕事が楽しみになっています。




はい?そんな人いるの?
良くある、心構えが変わったとか?




そんな突っ込みが聞こえてきそうですが。
一番は仕事場を変えたことが一番大きいですね。



人は環境によって変わる。そんな話を聞いたことはありませんか?



まさにそれによって変わったのが私です。


皆さんはどうでしょうか?


仕事が楽しいですか?人間関係は楽しいですか?



最近は特に患者さんと話す時間も長く取れるようになりゆとりも出来ました。
そうすると患者さんの悩みが身体のこと、精神的なストレスなども含めて良く語ってくれるようになりました。



悩みが身体の痛みとして出ている方、姿勢の変化が心の状態から来ている方なども以前よりも話をすることが多くなり気づけるようになりました。



以前のリハビリは



この患者さんは



片麻痺だからとか



腰痛だから



骨折したから



など現象しか見えていなかったように思います。


環境の変化によって、ゆとりが生まれ


ゆとりにより、気付きが生まれ



気付きにより、治療が進化した。ようです。




皆さんも悩んでいるとき、仕事が嫌で仕方ないとき。



環境を、変えてみませんか?



今日は自分の気付きを残してみました。



明日からはまた、楽しいリハビリ中の出来事を踏まえてお話しをしようと考えてます。



では、また次回のリハビリでお会いしましょう。

前回の続きです。

皆さんこんにちは。少しづつ暖かくなって来ましたね。皆さんの地域ではいかがですか?


さて、今日は前回の続きです。



左右の膝の感覚を比べる。についてお話ししていこうと思います。



膝の訓練と聞くと、筋トレ!とかマッサージを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。



今もリハビリに対しては筋トレやマッサージでしょ?と考える方が、患者さんだけでなく医師の方や看護師さんですらおおいようです。



実は、リハビリで一番大切なことは




【学習になっているか】なんです。



え?となった方が多いですよね。クリニックや病院のリハビリをしたという人でも
どういうことか、理解が難しいようです。



リハビリとは学習である。と認知神経リハビリテーションという学会の創始者は語ります。



力がないからリハビリをする。筋肉が固いからほぐすなどすごく簡単な公式になっていることが多い中で


学習であるとはどういうことか。となりますよね。


その学習のひとつが左右の感覚を比べることになります。


痛くないほうの膝は動かそうとすると



どう動いたらいいか



どこに力をいれたらいいか



どれくらい動くか



なとが一瞬で決まり、動きとなります。




言葉にすると難しいのですがこれもまた、自分の身体を知る為に大切な要素です。



試しに右側の膝を伸ばしてみてください




どんな感じがしましたか?



関節の動きや筋肉の動き、皮膚の伸び具合やお皿の動きなど良く分かりますよね?


左側を動かすときには右で感じた感覚を探しながら行うとやり易くなりますよ!





前回から少し趣向を変えてお届けしています。





皆さんのからだの動きが良くなるお手伝いも出来たらいいな。と考えています。



からだのお悩みなども含めて、コメントおまちしています。




本日もお疲れさまでした。また、次回のリハビリでお会いしましょう!

久しぶりのリハビリ室

みなさん、こんばんは。仕事復帰しまして、看護師さんや事務の皆さん、先生方から暖かい声を頂きました。


何気ない一言でも、暖かい気持ちにさせて貰うのはありがたいものです。


そんな声掛けを、私も患者さんや職員の皆さんにしていこうと心に刻みました。


さて、本日は膝の違和感を訴える患者さんをリハビリしていきます。



皆さんは複合性局所疼痛症候群(CRPS)って聞いたことありますか?



反射性交感神経性ジストロフィーおよびカウザルギー
とも呼ばれます。


詳しいことはWikipediaにありますので参照していただければと思います。


皆さんは、膝の場所って分かりますか?


分かりますよね。では、
膝関節の場所って分かりますか?


膝のお皿は?そこから繋がる、脛までの筋は分かりますか?


なに言ってるんだ?分かるよ!!ってなるひとが多いのでは無いでしょうか?


でも、CRPSの患者さんでは分からない方が多いのです。


想像してみてください。触っても膝の輪郭が分かりにくくて、違和感があって片方の膝とは違う感覚がある不安を。


恐いですよね、自分の膝が分からないって。



じゃあ、そんな人に対してリハビリなんて出来るの?って疑問が出ますよね。


出来るんです。


何をするのか?


リハビリでやるんだから筋トレでしょ?と思わないで下さいね?



正解は、膝を動かして左右の感覚を比べる!です。



え?



どういうこと?


となりますよね。



長くなりましたので、次回に説明をすることにさせてください。


次回をお楽しみに!